なぜ山口県に企業が立地するのか

本文はオンラインで実施された対談を再構成したものです

第⼀部 公開インタビュー

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村岡知事が語る「産業維新」とは

「産業維新」をテーマに掲げ、好調に企業集積が進む⼭⼝県。村岡嗣政知事は就任以来、産業振興に取り組んできました。今回のオンラインイベントでは⽇経CNBCキャスターの改野由佳⽒を聞き⼿に「産業維新」の現状を知事にインタビュー。さらに⼭⼝県で操業するマツダ・菖蒲⽥清孝会⻑、宇部興産・泉原雅⼈社⻑を迎え座談会形式で実際の事業メリットをお伝えします。第⼀部は村岡知事が掲げる「産業維新」についての思いを聞きました。

―まずは⾃⼰紹介をお願いします。

私は、⼭⼝県宇部市の出⾝で、⼤学卒業後、当時の⾃治省、現在の総務省に⼊りました。様々な地⽅⾏政に携わる中で、地⽅の活⼒を取り戻したいとの思いが強くなり、平成26年に知事に⽴候補し選任いただきました。現在2期⽬です。
私の好きな⾔葉に、「志を⽴てて、以って万事の源と為す」という⾔葉があります。「何事も志がなければならない。志を⽴てることがすべての源となる」という意味で、これは⼭⼝県が誇る先⼈であります吉⽥松陰が残した⾔葉です。私も志を⽴てて、⼭⼝県を「活⼒みなぎる県」にすべく、⽇々邁進しております。

村岡嗣政知事

―⼭⼝県についてご紹介いただけますか

⼭⼝県は、本州の最⻄端に位置しており、三⽅が海に開かれています。穏やかな海に多くの島々が浮かぶ瀬⼾内海と、荒波によって浸⾷された断崖、⽯柱などの珍しい形状の岩⽯の絶景が広がる⽇本海に響灘、それぞれに異なる⾃然美があります。
三⽅が海に開かれていますので海の幸が豊富です。ふぐは⼭⼝県を代表する名物で、取扱⾼⽇本⼀であることは有名ですが、実はアンコウやアマダイも⽔揚げ量が⽇本⼀なんです。「やまぐちの地酒」もおすすめです。今や世界的にも「獺祭」は有名ですが、2016年にプーチン⼤統領が⽇露⾸脳会談で⼭⼝県にいらっしゃった際、⼤変気に⼊られた⼭⼝県萩市の地酒「東洋美⼈」も近年⼈気です。
「やまぐちの地酒」は国内外で⾼い評価をいただいているところで、12年連続売り上げを伸ばしています。⾃慢の⿂とお酒で⼭⼝を満喫していただけます。

やまぐちの地酒

また、観光地でおすすめなのは下関市の「角島(つのしま)大橋」。ウェブサイト「トリップアドバイザー」の「⽇本の橋」ランキングで1位にもなった絶景スポットです。また近年注⽬を集めているのが、「元乃隅(もとのすみ)神社」です。⾚い⿃居と⻘い海のコントラストがとても美しく、アメリカのニュース専⾨放送局CNNの「⽇本で最も美しい場所31選」にも選ばれました。

元乃隅神社

―⼭⼝県へのアクセスは

⼭⼝県は、優れた交通インフラを備えており、⾸都圏からの交通アクセスも良好です。県⻄部には⼭⼝宇部空港、東部には岩国錦帯橋空港の2つの空港があり、⽻⽥空港から約90分で⼭⼝⼊りできます。また、地域によっては、隣県である島根県の萩・⽯⾒空港や福岡県の北九州空港も近く、とても便利です。また、新幹線の駅も東から、新岩国、徳⼭、新⼭⼝、厚狭、新下関と5つもあり、県外とのアクセスはもちろんですが、県内各地へのアクセスも容易で、鉄道での移動もとても便利です。
さらに、⼭⼝県は本州最⻄端に位置しているため、韓国や中国をはじめとする東アジアに本州で最も近く、グローバルな事業展開を視野に⼊れた企業の皆様に⻄⽇本の⽣産拠点として選ばれています。

山口県の企業立地メリット/交通アクセス【空港】

―交通インフラの整備状況は

⼭⼝県は本州と九州の結節点であり、充実した道路網を有しています。東⻄に⾛る中国⾃動⾞道、⼭陽⾃動⾞道、整備中の⼭陰道の3本の⾼速道路をはじめ、⼭⼝宇部道路や国道2号⼩郡バイパスなど⾼規格道路や⾃動⾞専⽤道路が整備されています。⼀般道路との充実したネットワークにより、⾼速交通体系が必要とされる物流⾯においては⾮常に優位です。
港湾は東アジアのゲートウェイとして、徳⼭下松港と下関港の2つの国際拠点港湾、そして4つの重要港湾を有しています。製品や原材料の⼤量輸送には⾮常に適しています。

―⼭⼝県といえば⻑州藩のイメージです

明治維新の印象が強いのですが、実は⻑州藩は産業振興にも⼒を⼊れていました。「防⻑三⽩(ぼうちょうさんぱく)」という⾔葉があります。これは、江⼾時代に⻑州藩が、藩の重要な商品として特に⽣産を推進した3点「⽶、紙、塩」のことで、いずれも⽩いことから、そう表現されていますが、これらの⽣産・交易などにより藩財政を強化するなど、古くからものづくりを中⼼とした国づくりを進めてきた歴史があります。
明治時代に⼊り、近代⼯業の導⼊が進みはじめ、セメント製造や機械製⽷の⼯場などが設⽴され、⼤正期から昭和初期にかけて、県内の豊富な鉱物資源や恵まれた港湾条件などにより、造船業や⽯炭業が発展しました。そして、戦後復興、⾼度経済成⻑期を経て、機械や⾦属、輸送、化学などの重化学⼯業が発展し、⽯油化学コンビナートが形成されるなど、ものづくり⼒や⽴地環境などを背景に、全国有数の⼯業県に発展してきた歴史があります。
幕末から明治初期の近代化に向けた様⼦がうかがえる遺跡なども数多く残っており、平成27年に、九州・⼭⼝を中⼼に、産業遺跡群が、「明治⽇本の産業⾰命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、⽯炭産業」として世界遺産に登録されています。

―現在の産業構造は

⼯業県として発展してきた歴史を背景に、化学や⽯油関連製品など基礎素材型を中⼼に、輸送⽤機械なども多く、製造業を中⼼とした産業構造となっており、第2次産業の⽐率が全国に⽐べ14%も⾼いといった特徴があります。「⼀事業所当たりの製造品出荷額」は、全国トップで、⾼付加価値な部素材・製品を⽣み出し続けています。産業分野別の製造品出荷額は、化学工業は全国第4位、⽯油製品は第5位、鉄鋼業は第10位で、基礎素材の⽣産が強いことが特徴です。

―テーマとして掲げる「産業維新」とは

県の総合計画では、「活⼒みなぎる⼭⼝県」の実現にむけ、最重要課題である⼈⼝減少の克服と、地域活⼒の創出を⽬指して、3つの基本⽅針「産業維新」、「⼤交流維新」、「⽣活維新」を掲げています。

産業維新

「産業維新」は、産業集積や優れた⽴地環境、産業インフラ、ものづくり技術など、本県の強みを最⼤限に活かし、⼭⼝県の活⼒の源である産業⼒を⼤きく伸ばしていくというものです。産業力の強化は地域の活力の源となることから、様々な産業施策に取り組んでいます。
まず、本県の基幹産業の産業⼒強化に向けた取組です。国際競争や産業の構造的変⾰を勝ち抜いていくため、港湾の機能強化や幹線道路網の整備、⼯業⽤⽔の安定供給体制の強化など、必要な基盤整備の強化や、企業誘致を推進しています。次に、次の時代を切り拓く成⻑産業の発展に向けた取組です。⾼付加価値な成⻑産業を創出するため、産学公⾦連携や⼤企業・中⼩企業連携、医療・環境エネルギー関連企業の集積などを基に、本県の強みであるものづくり技術を活⽤しながら、新たな成⻑産業やビジネスの創出に取り組んでいます。さらに、中堅・中⼩企業の成⻑に向けた取組です。県内の企業数・従業員数の大半を占めるため、成⻑し雇⽤を⽣む⼒を発揮できるよう、新たな事業展開や経営⾰新への取組、ものづくり技術の⾰新、創業や事業承継などに対する支援に取り組んでいます。また、今年3⽉に「やまぐちデジタル改⾰基本⽅針」を策定し、教育や医療、経済活動など、幅広い分野において、地域課題の解決と新たな付加価値を創出する、⼭⼝県ならではのDX推進に向けて、取り組んでいます。こうした様々な取組を通じ、地域の産業⼒を伸ばしていくとともに、多くの魅⼒ある雇⽤の場を創出し、活⼒みなぎる⼭⼝県を実現していきたいと考えています。

改野由佳⽒

―成果として多くの企業が集まっています

企業誘致は、本県経済の活性化や雇⽤機会の確保・拡⼤など、様々な地域への波及効果をもたらすことから、積極的な誘致活動に取り組み、私が知事に就任した平成26年2⽉からでは約200件の誘致を実現してきたところです。近年の傾向としては、医療関連産業の集積が進んでいることです。⼤⼿医療関連企業の進出や、⼯場増設などの事業拡⼤により、平成30年の原薬出荷額は全国1位となっています。
このように多くの誘致と産業集積が進んできたのは、企業のニーズと本県の取り組みの⽅向性がマッチしたことや、企業の集積が、また新たな企業を呼び込むといった好循環があるのではないかと感じています。

第二部 オンライン座談会

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企業が語る⼭⼝県の事業メリット

⼭⼝県では近年、企業進出が相次いでいます。なぜ多くの企業が⼭⼝県に拠点を構えるのか、その理由を探ります。後半は実際に⼭⼝県で操業するマツダ株式会社の菖蒲⽥会⻑と、宇部興産株式会社の泉原社⻑も交えて、事業メリットを語り合いました。

―マツダの⼭⼝県での事業は

菖蒲⽥マツダの国内⽣産拠点は、広島の本社⼯場と⼭⼝の防府⼯場の2拠点です。広島で創業後、本社⼯場の⽣産能⼒を超える販売台数となったため、数ある誘致候補の中から、⼭⼝県防府市を選定しました。1981年に防府市中関に変速機⼯場を建設し、1982年には中関⼯場から約7kmの防府市⻄浦で⾞両組⽴⼯場の操業を開始。1992年には隣接地に第⼆⼯場を操業しました。現在の⼯場の⽣産能⼒は、年間41.6万台。これまでに累計で、1,298万台のクルマを⽣産しています。また近隣の⼯業団地には、マツダの⽣産を⽀えて頂いている多くの協⼒メーカー様が進出してくださり、地域⼀体となって、ものづくりを⾏っています。

菖蒲⽥清孝会⻑

―⼭⼝県を選んだ理由は

菖蒲⽥理由の⼀つは、強固な産業基盤です。⼭⼝県は、地域の資源を活かしつつ、産業構造の転換を図ることで築かれてきた⽇本有数の⼯業県です。地元で古くから産業を興された企業の⽅々が、本業に加えて、港湾・ダム・上下⽔道など社会インフラ整備を担ってきて頂いたお陰で、強固な産業基盤の蓄積がありました。弊社としては特に道路や港湾設備、空港などの物流網と、⽣産に⽋かせない⼯業⽤⽔の恩恵を受けています。もう⼀つの理由は雇⽤⾯です。古くからの⼯業地帯を⽀える⼈材供給源としての魅⼒を感じています。特に⼯業系の若い⼈材が多いように思うのですが知事いかがでしょう?

―宇部興産は古くから⼭⼝で操業されています

村岡⼭⼝県の事業メリットとして、「豊富な産業⼈材」が挙げられます。⼭⼝県は古くから教育に⼒を注ぎ、⼈づくりを重んじる教育⾵⼟のもと優秀な⼈材を輩出してきています。県内には、⼭⼝⼤学、⼭⼝県⽴⼤学、⼭陽⼩野⽥市⽴⼭⼝東京理科⼤学をはじめとする国公⽴の⼤学のほか、「⼯業県」を象徴するように、⼯業系⾼等専⾨学校が3校あります。ちなみに、⾼等専⾨学校の数は、全国で2番⽬に多い数となっています。さらに、⾼校で⼯業を学ぶ⽣徒の割合が全国4位であるほか、⾼校卒業者の製造業への就職率が全国2位であるなど、明⽇の産業を⽀える優秀な⼈材が多く育っています。また、⼭⼝東京理科⼤学では、平成30年4⽉に、県内初となる薬学部が新設され、医薬関連の⼈材も育成が進んでいます。

泉原宇部興産は1897年に県⻄部の宇部で創業しました。⽯炭の採掘から始まり、機械、セメント、化学と事業を広げ、戦時中に宇部興産という会社が出来ました。その後、戦後復興や⾼度経済成⻑を⽀え、また⽯炭から⽯油へというエネルギー⾰命やオイルショックなど環境変化に対応しながら今に⾄っています。そして、125周年を迎える2022年の4⽉にはUBE(ユービーイー)株式会社へと社名を変更します。化学事業会社を中核として、 セメント・機械事業は別会社として⾃律的な運営を図る新たなグループ経営を⾏い、⼀層のグローバル化を進めながら、地球環境問題と⼈々の⽣命・健康、そして豊かな未来社会へ貢献する会社を⽬指し、次なる歴史を築いていきたいと思います。

泉原雅⼈社⻑

―地元企業として感じる⼭⼝のメリットは

泉原⼈材、⽯炭や⽯灰⽯などの資源、地元資本を活⽤してきた地元企業ですが、現在までこの地で⻑く操業できている理由として挙げるならば、やはりインフラ⾯が⼤きいです。原料の調達も製品の出荷も海上輸送が中⼼となります。⼤型船の⼊出港が可能な港があり、バースが整備されていることは、当社が事業を⾏う上でのアドバンテージになっています。また、安価で良質な⼯業⽤⽔を⼤量に供給して頂けることは、他の地域には無い⼤きなメリットだと思います。さらに、⼭⼝宇部空港からは東京までのアクセスも良く、⽇帰り出張も楽にできます。
また、地元企業として感じるのは⾃然災害の少なさですね。臨海地区の⼯場においては、ひとたび津波に襲われたら甚⼤な被害が発⽣します。宇部地区が⾯する瀬⼾内海は、その地形上、⼤きな津波が発⽣しにくいメリットがあると考えています。

村岡 「災害リスクの少ない環境」も⼭⼝県の⽴地環境の魅⼒の⼀つです。⼭⼝県は観測記録が残る⼤正8年以来、震度6弱以上の地震は⼀度も発⽣していません。震度1以上の発⽣回数も全国3位の少なさです。また、令和元年に⽇本経済新聞が発表した「⼯業団地浸⽔リスク調査」でも、⼭⼝県内の⼯業団地は、洪⽔で河川が氾濫した場合の浸⽔リスクが、ほぼ無いということが改めて確認でき、安全性を⽰せました。⾃然災害に強い、という点は⼭⼝県の⼤きなメリットと考えています。企業経営上の様々な⾯から、リスク分散の適地ではないかと思っています。

村岡氏

―産業インフラの中で⼯業⽤⽔も重要です

村岡⼯業⽤⽔は「産業の⾎液」とも⾔われ、企業の⽣産活動に⽋かすことのできない重要な産業インフラの⼀つです。⼭⼝県の⼯業⽤⽔には3つの特徴があります。「たっぷり!」「きれい!」「安い!」です。まず「たっぷり」とは豊富な給⽔能⼒のことです。
2020年度に県東部に島⽥川⼯業⽤⽔道が完成し、県全体で173万トンの給⽔能⼒を有することとなりました。これは全国第1位です。⼆つ⽬「きれい」は、⽔質の良さです。⼯業⽤⽔になる河川などの⽔は、環境省の基準で上⽔道並みのAA〜B類型に指定されています。三つ⽬「安い」は料⾦の安さです。平均すると全国で4番⽬の安さです。中国⼭地の勾配を利⽤して⽔を供給できているので送⽔費を安く抑えられています。
さらに、これらに加えて、⼿厚い3つのサポート制度を⽤意しています。引込管、受⽔設備、⽔処理設備の設置⽀援です。初期投資費⽤の負担軽減になると思いますので、是⾮ご活⽤ください。

山口県の企業立地メリット

菖蒲⽥「たっぷり」に関しては、防府⼯場では、⼀級河川の佐波川から、⽇々6000トンの⼯業⽤⽔を使⽤させて頂いています。操業開始以来、39年間を通し て、⽣産に影響なく供給頂いており、当社の安定した⽣産に繋がっています。「きれい」に関しては、⽔質が良いことにより、上⽔を⽤いて洗浄していたプロ セスを⼯⽔に切り替えたり、冷却設備で使⽤した⼯業⽤⽔を、別の⽔洗⼯程で再利⽤するなど、⽔質の良さを最⼤活⽤させて頂いています。「安い」に関しては、⼯業⽤⽔は私たち⾃動⾞製造にとっては⽋かせないもので、安価にご提供頂ける⼯業⽤⽔は、⽣産における⼤きな強みの⼀つです。

泉原当社で製造するカプロラクタムやナイロンといった化学製品は、製造時に⼤量の⽔を必要とします。また、発電設備や他の製造設備においても⼯業⽤⽔は⽋かせません。洗浄や設備の冷却、発電所の中で蒸気にするボイラー⽔などで使⽤しています。⽔質が良いので設備冷却後の温排⽔も再利⽤し、最⼤限有効に活⽤しています。宇部市内へは厚東川ダム・宇部丸⼭ダムから必要⼗分な⼯業⽤⽔が供給されており、当社製品の安定供給を⽀えてくれています。これは競争⼒を保つ上で⼤きなメリットです。

―⼭⼝県での暮らしはいかがでしょう

村岡地⽅進出となると、社員の移住といったケースもあると思いますが、⼭⼝県は豊かな⾃然と温暖な気候⾵⼟に恵まれ、⼤都市圏と⽐較して働きやすく暮らしやすい環境が整っています。通勤時間も、全国平均79分のところ、⼭⼝は62分(ちなみに⾸都圏は105分)と職住近接の様⼦が窺え、その結果、余暇に使える時間も全国で3番⽬に⻑いというデータも出ています。(平成28年社会⽣活基本調査:総務省)また⼦育て環境についても、学校と保護者、地域の皆様が⼀緒になって⼦育てや学習をサポートする「コミュニティ・スクール」が全国で唯⼀すべての公⽴⼩・中学校に設置されており、安⼼して⼦育てできる環境が整っています。

菖蒲⽥交通インフラが充実していますね。⼭⼝県内は道路が他県と⽐較し⾮常によく整備されていますし、新幹線の駅も5駅あります。⼭⼝市を中⼼に、県内では90分以内でどこでも⾏くことができます。サプライヤー様も県内であればどこへ⼯場を建てても部品の供給が可能という点は、⼤変メリットになっています。また歴史を感じることのできる⾵⼟も魅⼒です。「⻄の京」と⾔われる⼭⼝市を始め、松下村塾のある萩市など、⾝近に歴史ある街並みに触れることが出来ます。利便性もあり、⽂化的な豊かさやゆとりがあり、かつ、都会のような喧噪感もない。⾔葉が適切かどうか分かりませんが、「ゆとりある便利な⽥舎」と感じます。

泉原当社には県外出⾝の社員も多くいますが、新幹線発着駅や空港が近く、帰省がしやすいと感じます。⼯場、会社から近いところに居住可能、まさに職住接近で、通勤時間が短いことも社員にとっての魅⼒だと思います。また、最近では共働きの家庭が⼀般的ですが、⼭⼝県は保育園の待機児童が少ないので、育児と仕事の両⽴、⼥性活躍の⾯でも、⼤きな⽀えとなっています。

―サポート制度の紹介を

村岡事業⽤地については、産業団地の紹介から、未利⽤となっている遊休地、居抜き物件など、ニーズに沿った物件を県内市町と連携して、紹介をしています。現地視察をご希望の場合は、ご案内もさせて頂きます。
優遇制度ですが、本県では、基礎素材型や輸送⽤機械、医療関連分野などを重点成⻑分野として位置づけ、重点的に誘致に取り組んでおり、こうした分野を中⼼に、⼯場等の新設や関連施設の整備に対する補助制度を⽤意しています。また県が造成に関わった産業団地を取得される場合には、その取得費の補助制度も⽤意しています。IT関連企業やサテライトオフィスの誘致も取組を強化しており、事務所などの賃借料や施設改修費、通信費の⼀部を⽀援する制度を設けています。このほか適⽤可能な優遇税制度のご紹介等も⾏っています。さらに、県とこれまで進出いただいた企業で「⽴志応援団」という組織を造っており、進出後においても、企業同⼠の連携が図れるような体制を整えていますので、安⼼して本県へ進出いただけると思っています。

―最後に進出を検討されている企業様へメッセージを

村岡山⼝県は、「⽇本有数の⼯業県」、「良好な交通アクセスを可能にする交通インフラの整備」、「⽇本⼀の給⽔量を誇る⼯業⽤⽔」、「豊富で優秀な産業⼈材」など、全国に誇れる強みを実現してきています。⼀⽅では、⾃然にも恵まれるとともに、⾷材も豊富であるなど、暮らしやすい⽣活環境も有しています。こうした、本県の特徴は、新型コロナ感染症を契機とした、変⾰するこれからの社会・⽣活のあり⽅を⾒据えると、⾮常に魅⼒のある地域と⾃負しています。⽴地に向けた検討から⽴地後のアフターフォローまで、きめ細かな⽀援により、⼭⼝県への⽴地をワンストップでサポートしてまいります。是⾮、⼭⼝県への⽴地についてご検討ください。
山口県を選んでいただき、共に成長し未来を創造しましょう!

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